50歳どん底からの再生ブログ

さえない中年男の人生再生記録

チキン・ハート

前回の日記、書いた直後は清々しく、仕事に集中できると思っていた。

 

が・・・ 何故かその後大いなる失速。

 

こういうことは初めてのことではない。

 

どころか、いつもこんな感じだ。

 

覚悟を決めると、そのことがプレッシャーとなり、そこから逃れる様に他のことに

 

目が行ってしまう。特に享楽的なものにだ。

 

昔、戦争へ行く若い兵隊が、女郎屋に行った様なものか。

 

若い兵隊だけでなく、将軍も戦地にお座敷の女の一団を連れて行っており、現地で宴会をしていた、と最近の戦争記録のTV番組で見た。

どうりで日本が負けた訳だ、と妙に納得したものだ。

 

人間には、自分の生前本能が脅かされると、性行為の様なことがしたくなる本能があるのだろうか。死が目前と自覚するからこそ、自らの遺伝子を残そうとするのか。

 

まあ、実利的に見れば、要するに気が散る、集中力がないのだ。

 

自分の課題からつい逃げてしまう、いわゆる「チキン・ハート」だ。

 

その課題を目前にすると、蛇に睨まれた蛙の様に足がすくんでしまう。

 

本当に弱い心だ。

 

だけど、今はそんな自分を責めるのをやめる。

 

自分を責めるのは楽だが、それをしたところで、事態が改善する訳ではないと学んだから。

 

また、元のポジションに戻って、進むだけだ。

 

弱い自分と向き合って、いつかは克服できると信じて。

 

この日記を書くことにより、このことを覚えておいて、少しでも改善に役立てばと思う。

 

人生とはかくも難しき、成り難いものである。