チキン・ハート
前回の日記、書いた直後は清々しく、仕事に集中できると思っていた。
が・・・ 何故かその後大いなる失速。
こういうことは初めてのことではない。
どころか、いつもこんな感じだ。
覚悟を決めると、そのことがプレッシャーとなり、そこから逃れる様に他のことに
目が行ってしまう。特に享楽的なものにだ。
昔、戦争へ行く若い兵隊が、女郎屋に行った様なものか。
若い兵隊だけでなく、将軍も戦地にお座敷の女の一団を連れて行っており、現地で宴会をしていた、と最近の戦争記録のTV番組で見た。
どうりで日本が負けた訳だ、と妙に納得したものだ。
人間には、自分の生前本能が脅かされると、性行為の様なことがしたくなる本能があるのだろうか。死が目前と自覚するからこそ、自らの遺伝子を残そうとするのか。
まあ、実利的に見れば、要するに気が散る、集中力がないのだ。
自分の課題からつい逃げてしまう、いわゆる「チキン・ハート」だ。
その課題を目前にすると、蛇に睨まれた蛙の様に足がすくんでしまう。
本当に弱い心だ。
だけど、今はそんな自分を責めるのをやめる。
自分を責めるのは楽だが、それをしたところで、事態が改善する訳ではないと学んだから。
また、元のポジションに戻って、進むだけだ。
弱い自分と向き合って、いつかは克服できると信じて。
この日記を書くことにより、このことを覚えておいて、少しでも改善に役立てばと思う。
人生とはかくも難しき、成り難いものである。